西洋医学だけじゃない!育毛効果を期待できる漢方治療

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西洋医学だけじゃない!育毛効果を期待できる漢方治療

育毛のために漢方を用いるメリット

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AGAによる薄毛治療には西洋医学的なアプローチが取られる場合が多くなっています。ただ、古来から行われてきた漢方治療についても薄毛治療に効くとされるものが存在していることが分かっています。

漢方というのは5世紀ごろに中国から日本に伝えられ、その後日本において日本の風土と日本人の体質に合わせて、独自の発展を遂げてきた医学になります。この漢方で用いられる漢方薬は自然の成分に由来しているので、副作用などの心配が少ないことが魅力となっています。

AGAクリニックなどで治療に用いられる育毛剤などには副作用が存在するものもあるため、この副作用が少ないというのは漢方の大きなメリットになります。また、費用面でも育毛剤などを使い続けることを考えると、漢方薬の方が費用面での負担は小さいということが出来ます。このような安い費用で継続できるというのも漢方薬で薄毛症状の改善を目指すうえでの一つのメリットになってきます。

薄毛症状の原因によって分かれる3つのタイプ

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漢方の世界では同じ薄毛の症状でもその原因はさまざまなものがあると考えています。したがって、薄毛症状に悩む人であってもそのタイプは原因に従って3つのタイプに分かれることになります。

  • 血虚タイプ
  • 気虚タイプ
  • 腎虚タイプ

血虚タイプの人

漢方薬においては「髪は血の余り」という表現がされることがあります。このような表現がなされる理由はあまるほど豊富な血液が体内を巡っていれば、自然に髪は生えてくると漢方の世界では考えられているためです。西洋医学によるAGA治療の考え方においても、血行促進というのは非常に大切な考え方になっています。

したがって、血行を促進するというのは西洋医学の世界でも、漢方の世界でも共通したAGAによる薄毛治療へのアプローチ方法になります。ミノキシジルといったAGA治療を専門で行うクリニックで処方される育毛剤も血行促進を目指しているものになります。

気虚タイプの人

気虚と漢方の世界で呼ばれている状態は体内において気と呼ばれるエネルギーが不足している状態のことを呼んでいます。この気が不足している状態というのは、西洋医学で言うところのストレスが溜まって、体の免疫力などが低下していたり、疲れやすくなっている状態のことを指しています。

西洋医学においても薄毛症状が発生する原因の一つにストレスが挙げられる場合があります。このストレスを減らしてやることが薄毛治療につながるというのも、西洋医学と漢方の世界で共通した考え方になります。

腎虚タイプの人

腎虚の「腎」というのは細胞に活力を与える働きであると言われています。すなわちこの腎の働きが低下している腎虚という状態は細胞の新陳代謝などが進まなくなっている状態、つまり老化が進んでいる状態のことをいいます。西洋医学においても薄毛の症状が発生する原因として、活性酸素が体内に蓄積したことによる毛母細胞などの髪の毛を作る細胞の老化現象を挙がってくる場合もあります。

このような毛母細胞の老化を防ぐため、西洋医学的な薄毛治療のアプローチでは抗酸化作用がある育毛成分を取ることが推奨されています。漢方の世界ではこの老化を防ぐために腎虚という症状を改善する漢方成分を摂取することになります。

それぞれのタイプに応じた漢方治療

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血虚タイプにおすすめの漢方薬

血虚タイプの人の場合は体内の血流が滞っていることにより、薄毛症状が発生していると考えられます。したがって、西洋医学のAGA治療などの考え方と同様に血行を改善してやる漢方薬を服用することになります。このような漢方薬の代表例としては「加味逍遙散」と呼ばれる漢方薬があります。

この加味逍遙散に含まれている成分の中で血行促進効果があるのがサンザシという成分になります。サンザシについてはサポニンという成分が含まれています。このサポニンには血行を促進する効果があることが分かっています。

また、サンザシにはヘアサイクルを正常に戻すという働きがあることも分かっています。髪の毛のヘアサイクルは髪の毛が成長する成長期・成長が弱まる退行期、成長が完全に止まる休止期という3つの期間に別れています。

AGAによる薄毛症状が進む場合、この成長期の期間が短くなり、十分に髪の毛が成長しなくなることがその原因の一つとして挙げられています。この成長期の期間を延ばして、ヘアサイクルを正常に戻す働きがサンザシにはあります。また、これ以外にも高麗人参、葛根等にも血行を促進する効果があることが分かっています。

気虚タイプにおすすめの漢方薬

気虚タイプの人の場合、ストレスが蓄積したことが原因となって薄毛症状が発生しています。したがって、精神を安定させてイライラを鎮めるような効果を持つ漢方薬を服用することがおすすめになります。このような気虚タイプの人に効果を持つ漢方薬の代表例として「柴胡加竜骨牡蛎湯」の名前を挙げることができます。

この「柴胡加竜骨牡蛎湯」については精神科や心療内科などでも用いられている実績のある漢方薬となっており、精神を安定させる作用が期待できます。この「柴胡加竜骨牡蛎湯」には精神の鎮静作用があるとされる竜骨、紫胡、牡蛎といったような漢方成分が配合されています。

この「柴胡加竜骨牡蛎湯」については西洋医学でもその効果が認められています。具体的にはグルココルチコイド受容体という部分の機能を回復させるというものです。このグルココルチコイド受容体という部分はストレスによってその働きが鈍ります。

このグルココルチコイド受容体の働きが鈍るとセロトニンやドーパミンといった精神を安定させる効果のある物質の分泌量が減ってきます。その結果、イライラしたりするという精神状態が引き起こされることになります。「柴胡加竜骨牡蛎湯」を服用することで、そのようなグルココルチコイド受容体の働きの低下も防ぐことができます。

腎虚タイプにおすすめの漢方薬

腎虚タイプの人の場合、細胞の老化により毛母細胞などの髪の毛を育てる細胞の働きがうまくいかなくなったことが薄毛症状の原因になっていると考えられます。この腎虚タイプにおすすめの漢方薬には「八味地黄丸」があります。この「八味地黄丸」のメインとなる成分はその名前にもついている地黄になります。

この地黄についてはAGAの治療に用いる市販の育毛剤などにも配合されている成分になります。この地黄については「滋陰補血」と呼ばれる抗老化作用があると言われています。この地黄の力により毛母細胞などの髪の毛をつくる細胞の老化を防ぐ効果が期待されます。

漢方薬の使い方

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では漢方を使って治療を行っていく場合、知っておくべきことについて述べていきます。まず、漢方薬を服用する場合、必ず空腹時に服用するということを意識しておきましょう。通常、病院などで処方される薬は食後と言われることが多いので、その点間違えないように気を付けましょう。

次に漢方薬を服用する場合は白湯と一緒に服用するようにしましょう。そして、最後に漢方薬というのはすぐに効果が出るタイプの薬ではないということは意識しておきましょう。そのため、最低でも効果が現れてくるまでには3か月程度の期間は必要になります。1〜2か月程度の服用で効果が無いからといって、服用をやめてしまうようでは漢方薬の治療効果を得ることは難しくなります。

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