ハゲ・薄毛の本当の原因?プロスタグランジンD2とは?

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ハゲ・薄毛の本当の原因?プロスタグランジンD2とは?

5αリダクターゼ以外にもハゲ・薄毛の原因になる酵素が存在した

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AGAによる薄毛症状の原因については5αリダクターゼという酵素が男性ホルモンと結合して、ジヒドロテストステロンという物質を生み出すことであると長年いわれてきました。しかし、最近このジヒドロテストステロン以外にも薄毛症状を引き起こす原因となる酵素が発見されました。それがプロスタグランジンD2という酵素になります。

プロスタグランジンD2とは?

このプロスタグランジンD2という成分はもともとは睡眠ホルモンというものになります。睡眠ホルモンというのは多く分泌されることによって、良質な睡眠をとることが出来るという体にとってプラスとなる効果を持っている成分です。

しかし、このプロスタグランジンD2については同様にアレルギー・心臓病・糖尿病といった症状の原因になる可能性も指摘されています。したがって、一言で人体にとっていい酵素であるとは言い切れないのがこのプロスタグランジンD2になります。

さて、このプロスタグランジンD2についてですが、薄毛症状に悩んでいる男性を対象にした実験で薄毛症状の発生にプロスタグランジンD2が関係しているのではないかと言われるようになりました。

この実験の対象となった男性17人の薄毛症状の進行が進んでいる部位と全く正常に髪の毛が生えている部位を比較したところ、薄毛症状の部位に存在するプロスタグランジンD2の量は正常な部位の約2〜3倍になるという結果がでました。この結果から薄毛症状の発生とプロスタグランジンD2には相関関係があるということが言われるようになりました。

プロスタグランジンD2によって薄毛症状が引き起こされる理由

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さて、このプロスタグランジンD2についてですが、その働きを調べたところ、毛包の働きを弱める作用があるということが分かってきました。毛包という部位は髪の毛の構造上で一番根元の部分に存在する部位になります。

この毛包が毛根を包んでおり、髪の毛が簡単に抜けないようにする土台の役割を果たしています。ただ、プロスタグランジンD2が毛包に働きかけることにより、毛包の働きが弱まり、髪の毛の土台がぐらつくことになります。その結果として、抜け毛の量が増えてしまい、薄毛症状が進行することになります。

この毛包の部分に働きかけて毛包の構造を維持する効果があるとされているのがキャピキシルという成分になります。しかし、プロスタグランジンD2を抑制する効果は持ち合わせていません。ただ、育毛剤以外の世界を見ると、プロスタグランジンD2を抑制する薬というのはすでに存在しています。

その代表例がメルク社から発売されている顔面紅潮治療薬、スシスのアクテリオン社が発売している鼻炎アレルギー性鼻炎治療薬になります。ただ、これらの薬は育毛剤ではありません。育毛剤としてプロスタグランジンD2にアプローチするというものはまだ存在していないというのが実情です。

しかし、現在薄毛治療の先進国アメリカなどではこのプロスタグランジンD2の治療に効果を発揮するセチピプラントという育毛成分の開発も進んでいます。現時点では臨床研究段階で、まだ副作用の有無などを調べている段階ですが、数年以内にはこのセチピプラントを配合した育毛剤なども登場するのではないかと言われています。

これまでのAGA治療についてはジヒドロテストステロンという成分の発生をいかに抑えるかというのがポイントでした。そのため、費用面で余裕があればAGAクリニックを受診して男性ホルモンの働きを抑える育毛剤などを処方してもらうのが理想。

それが難しければ、市販の育毛剤を購入するというのが基本でした。しかし、今後はこのプロスタグランジンD2をいかに抑制するかというアプローチも育毛治療の常識になってくるかもしれません。

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