AGAの原因要素とクリニックの血液検査で分かるハゲリスクの詳細

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AGAの原因要素とクリニックの血液検査で分かるハゲリスクの詳細

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AGAとはよく聞きますが、頭皮の中ではいったいどんなことが起こっており、何が原因でハゲに至るのかを明確に答えられる人は少ないと思います。

分かりづらいAGAに関わる用語をまとめながら、それぞれがどのように作用して髪の毛を弱らせ、薄毛に至り、見苦しくハゲてしまうのかを解説していきます。

AGAクリニックの初診で行われる血液検査では、以下で解説するホルモンや脱毛要因の影響を明らかにし、投薬する治療薬の効果を最大限に発揮できるようにしてくれるのです。

テストステロン

まずは男性ホルモンテストステロン。全てはここから始まります。

テストステロンは男性ホルモンの一種で、髭を生やしたり男らしい体つきを形成する主要な男性ホルモンです。テストステロンは、コレステロールから複雑なプロセスを経て合成され、血液を通して全身を巡っています。

なおテストステロンは、男性の場合には精巣などから分泌され、性欲が旺盛な若い世代では分泌も活発。意外ですが女性の場合には副腎や卵巣から分泌されるなど少量は存在しており、女性のAGAであるFAGAの原因にもなります。

ここで注意は、テストステロンそのものは薄毛とは関係ないということ。性欲が強いとハゲるといわれますが、テストステロンの量自体は全ての男性で大きな違いはないとされています。テストステロンのままであれば髪の毛に異常はないのです。

5αリダクターゼ(5α-還元酵素)

次に関係するのが、5αリダクターゼという酵素。頭皮の細胞内に存在しており、男性ホルモンの一種テストステロンをAGA(男性型脱毛症)の原因と言われるジヒドロテストステロン(DHT)に変換する酵素です。

テストステロンと5αリダクターゼが結合してできるDHTという物質こそが、AGAによる薄毛の根本の原因になってきます。

5αリダクターゼには、1型と2型があります。

5αリダクターゼ(1型)は、頭髪に限らず、体の体毛に存在しています。ジヒドロテストロンの30から40%を産生します。

5αリダクターゼ(2型)は、前頭部・生え際などに集中して存在しています。ジヒドロテストロンの60から70%を産生します。

なおαリダクターゼの活性の強さは、父親・母親に関わらず、優性遺伝が受け継がれるそうです。この活性の強さにより、DHT生成の量が決まるため、遺伝で特性を受け継いでいる人はDHTができやすい体質であるということです。

ジヒドロテストステロン(DHT)

Virus cells, bacteria

ジヒドロテストステロン(DHT)は、AGA(男性型脱毛症)の原因と言われる男性ホルモンです。そう、諸悪の根源でハゲが憎むべき相手です。

ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンの一種テストステロンが5αリダクターゼ(5α-還元酵素)により変換され産生されます。

ただし、まだDHTが発生しただけでは、薄毛にはなりません。

男性ホルモン受容体

男性ホルモン受容体は、毛乳頭細胞のX染色体上に存在します。

男性ホルモン受容体とAGA(男性型脱毛症)の原因と言われるジヒドロテストステロン(DHT)が結合するとサイトカイン「TGF-β」を産生します。サイトカイン「TGF-β」は、退行期誘導因子です。

正常なヘアサイクルを阻害したり、自殺酵素を活性化し、毛母細胞を自殺死に誘発します。その為髪の毛は、十分に成長する前に成長期が終了します。男性ホルモン受容体の感受性は、母方の遺伝の影響が大きいとされています。

「TGF-β」退行期誘導因子とは?

DHTが髪の毛に影響を与えるか否かは、サイトカインTGF-Bという成分がかかわってきます。

ジヒドロテストステロンが、毛根にある男性ホルモン受容体に結合するとサイトカイン「TGF-β」を産生します。

サイトカイン「TGF-β」は、退行期誘導因子とされ、成長途中の髪の毛を攻撃して抜け毛を促進する信号を出してしまいます。

正常なヘアサイクルを阻害したり、自殺酵素を活性化し、毛母細胞を自殺死に誘発します。その為髪の毛は、十分に成長する前に成長期が終了します。

流れをまとめると、

  1. テストステロンが血液で頭皮に運ばれる
  2. 細胞内にある5αリダクターゼ酵素と結合する
  3. DHTジヒドロテストステロンが生成される
  4. 毛根にる男性ホルモン受容体とDHTが結合しTGF-βを産生
    (この受容体が多いか少ないという体質により薄毛の程度が変わる)
  5. TGF-Bが毛母細胞の寿命を縮め、髪の成長サイクルを短くする

このような段階を経て薄毛に至るのが、AGAの仕組みということになります。

AGAチェック

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AGAチェックは、DNA分析によりAGAのリスクと治療薬プロペシア(フィナステリド)の効果を判定します。

AGAの原因と言われるジヒドロテストステロン(DHT)は、毛乳頭細胞のX染色体上にある男性ホルモン受容体と結合し、退行期誘導因子であるサイトカイン「TGF-β」を産生します。

男性ホルモン受容体には、受容体を覆うような三次元構造のDNAが存在しています。そのDNAは、「c,a,g」という塩基を繰り返す為、cagリピートと言われています。cagリピートが長い場合、AGAのリスクが低く、またプロペシアの効果も低くなります。逆にcagリピートが短い場合、AGAのリスクが高く、プロペシアの効果も高くなるそうです。

このチェックは血液検査により判明するもので、AGAを治療するクリニックではまず血液検査をおこない、プロペシアの効果測定や副作用の有無などを判断してから治療を行います。

この辺は素人では判断できない部分ですから、薄毛を治そうと思ったら安易に育毛剤に手を出すのではなく、まずはAGAクリニックにて検査してもらい、一連の関係性を明らかにしてもらうことが重要なのです。

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