AGA治療費を取り戻せる?AGA治療と医療費控除

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AGA治療費を取り戻せる?AGA治療と医療費控除

確定申告で行う医療費控除とは?

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AGAの治療というのはとにかく費用がかかります。市販の育毛剤を使った場合ももちろんですが、AGAクリニックで薄毛症状の治療を受けた時はその費用負担はさらに膨らみます。なぜなら、健康保険の対象にならないため、AGAクリニックでかかった治療費を全額自由診療という形で自己負担する必要があるためです。

ただ、AGAの治療に効果があるとされる育毛剤の多くは医師の処方箋が無いと手に入れることが出来ません。またその育毛効果と共に副作用の存在も指摘されています。したがって、医師の指示に従って服用しないと、思わぬ副作用に苦しむ可能性もあります。そのため、AGAの症状が進んだ場合、AGAクリニックを受診するというのは避けられない道になります。

ちなみに、通常治療費が多くかかった場合、確定申告で医療費控除と呼ばれる制度を利用すると、その治療費の一部が所得の金額から差し引かれて、所得税の金額が減額されるという制度があります。この制度は医療費控除と呼ばれています。ではAGA治療における治療費というのはこの医療費控除の対象になるのでしょうか?

確定申告って?

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そもそも確定申告というのは何なのでしょうか。この確定申告という作業はサラリーマンとして働いている人にとっては株取引をしていたり、住宅ローンを利用していない限りはあまりなじみの無いものになります。ただ、個人事業主やフリーランスといった形で働いている人は毎年必ず必要になってくる作業です。

簡単に言うと、この確定申告という作業を通して、その年に稼いだお金である「収入」とその収入を稼ぐためにかかった「費用」を計算します。そして、この収入の金額から費用の金額を差し引いて、「所得」の金額を算出します。この所得の金額に一定の税率をかけて、その年の所得税の金額を計算するという作業を行うことになります。

このように所得税という税金を計算するためにはこの確定申告という作業は無くてはならないものになります。ただ、サラリーマンの人にとって、この確定申告という作業がなじみがないのは、年末に行う年末調整という作業によって、所得の計算が完了しており、所得税の納付は源泉徴収という形で完了しているため、確定申告という作業の必要が無いためです。

ただし、年末調整では所得から差し引くことが出来る項目がすべて反映されていない場合があります。その代表的な例が今回の話で対象になる医療費控除になります。医療費が一定以上の金額になった場合、所得の金額から差し引いて、所得税の金額を減らすことが可能になっています。

ただ、この医療費控除は年末調整では申告することが出来ないため、確定申告という形で税務署に申告することになります。この医療費控除の確定申告をすることにより、税金を減らすことができ、払いすぎた税金がある場合は還付という形でお金が戻ってきます。

医療費控除の具体的な内容

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さて、上記で簡単に触れましたが医療費控除というのは1年間にかかった医療費が10万円を超えた場合、医療費の金額から10万円を差し引いた金額を所得から差し引くことが出来るという制度になります。つまり、その年の医療費の合計が25万円だったとすれば、25万円から10万円を引いた15万円を所得の金額から差し引くことが出来ます。

なお、この医療費控除を受けるためには必ずクリニックなどを受診した際に発行される領収書が必要になってきます。なお、この医療費控除については家族の医療費をまとめて申告することが可能になっています。

したがって、家族がその年にクリニックなどを受診して医療費がかかっている場合にはその金額も合算して計算するようにしましょう。一人の医療費のみだと10万円を超えない場合でも、複数人の家族の医療費をすべて合算すると、医療費が10万円を超えて、医療費控除の対象になることが多いです。したがって、確定申告をする場合には家族の医療費もまとめて申告するのがおすすめです。

AGA治療費は医療費控除の対象になる?

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さて、上記では確定申告における医療費控除の内容について説明してきました。この医療費控除という制度の対象になるのであれば、AGA治療はその費用が大きくなることもあり、医療費控除という形で、所得から控除できる金額が発生する可能性が大きくなります。では、実際のところAGA治療にかかった費用はどのように取り扱われるのでしょうか。

原則は医療費控除にならない

現在の税法の原則では、残念ながらAGA治療費は医療費控除の対象には含まれないとされています。その理由はAGAによる薄毛症状の治療が医療という病気を治す行為ではなく、美容のために行われる行為であると判断されるためです。

AGA治療に健康保険が使えない理由も、AGA治療が医療として認められていないことがその理由になります。したがって、現在の医療費控除の原則的な考え方ではAGA治療費は医療費控除の対象と認められない可能性が高いと言えます。

ただし例外ケースもあり!ポイントは美容か医療か

しかし、このAGA治療費が医療費控除の対象として認められる場合もあります。医療費控除の対象となるかならないかという線引きは、そのクリニックで受けた施術が医療行為なのか美容のための行為なのかというところにあります。

したがって、AGAクリニックなどで受けたAGA治療が医療行為だと認定された場合、医療費控除の対象と含めることも可能になります。例えば、何か別の病気のために薄毛症状を発症してしまい、薄毛症状の治療をしたいという場合などはその薄毛治療が医療行為として認められるケースもあります。

また、AGAによる薄毛に悩んでしまい、その結果としてうつ病などの精神疾患を発症したというケースであれば、薄毛治療がそのような精神疾患の改善に役立つと考えられます。したがって、このような場合にはAGA治療費が医療費控除の対象として認められるケースもあります。

つまり、AGA治療費が医療費控除の対象として認められる可能性を高めるためにはそのAGA治療費が医療費であると証明する書類を集めるのが効果的になります。このような書類の代表例には診断書と処方箋があります。医師の診断書に「AGAという病気の治療を行った」という旨が記載されていると相手に与える印象も変わってきます。

また、医薬品とされている育毛剤を処方されている人であれば、処方箋を添付するというのも効果的です。ミノキシジルやプロペシアといったAGAクリニックでよく使われる育毛剤については医薬品としての認定を受けています。このような医薬品を処方されたことを処方箋で証明できればAGA治療が医療行為だったと主張する根拠になります。したがって、処方箋も大事に保管しておくようにしましょう。

この医療費控除の対象になるかどうかの判断は税務署次第

上記で述べたように、このAGA治療のために支払った費用を医療費控除の対象とするかどうかについては、現時点では非常にグレーな部分になっています。

原則としてはAGA治療は美容のために受ける行為ですが、自分自身が納税する先の税務署の担当者の判断によっては医療費控除の対象として認められる場合もあります。したがって、AGAの治療費が医療費控除として認められるかどうかについては一度自分自身が納税する先の税務署に確認してみるのが良いでしょう。

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