AGA(男性型脱毛症)の原因を知って、効果的な対策・治療を!

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AGA(男性型脱毛症)の原因を知って、効果的な対策・治療を!

そもそもAGAとは?

髪の毛の悩みと言うと、女性に多いと思われそうですが、実は多くの男性にとっても深刻な問題です。女性でも、抜け毛や薄毛でボリューム感が貧弱になっていくことを悩む人は、確かに少なくありません。しかし男性の場合は、完全に禿げるところまで進行してしまう問題なのです。それは、額の生え際から進行する場合もありますし、頭頂部から脱毛症が広がる場合もあります。

ある程度年齢が高くなってから抜け毛、薄毛になっていくのであれば、外見上さほど気にならないかも知れませんが、同年齢の男性が「フサフサ」しているのに自分だけ薄く、禿げていく経験をすると、心配になるのは当然でしょう。

AGAは、放置すれば進行する!

そして、そのような現象には、ちゃんとした病名が付いています。「男性型脱毛症」と言います。英語ではAndrogenetic Alopeciaで、それを略してAGA(エージーエー)と呼ばれます。

日本人のうちの1300万人ほどがAGAであるという調査があります。そのうち、そのことを気にしている人は約三分の二、実際に何かケアをしたという人は1300万人ほどのうちの半数と言われています。AGAは、何も手を打たなければ進行する一方であることも分かっています。

頭頂部の500円玉大くらいの範囲内の毛髪数の平均が、1年経過するごとに約50本ずつ減少していく、という海外の調査があります。仮に、元の毛髪数が900本だったとすると、そのペースでは18年後には完全に禿げる計算です。そこまで行く前に、既に数年後には薄毛が目立つようになっている筈です。

毛が細く、短く、軟らかく、少なくなっていく!

AGAでは、抜け毛が増えて、薄毛になっていくわけですが、その進行中は、毛が全く生えなくなるわけではありません。毛が生えるのに必要な毛包はまだ残っているのです。ただ、AGAではそれまでの太くて硬い毛ではなく、段々細く、軟らかくなっていくのです。そして、そうして生えた毛は、太く硬くなることなく、抜け落ちてしまうのです。こうしてAGAは進行していきます。

原因は、5αリダクターゼの作用で生成されるDHT

そのようなものであるAGAが進行していく場合、対策はあるでしょうか。特に、同年齢の男性に比べて進行が目立つ人の場合、病気として治療できるでしょうか。それにはまず、AGAの原因を知ることが大切です。

そもそも毛髪にはヘアサイクルというものがありますが、AGAの場合はヘアサイクルの中の成長期が短くなっているわけで、その原因となる物質があると考えられて研究が進み、AGAの脱毛部にジヒドロテストステロンという男性ホルモンが特に高い濃度で見られることが分かったのです。

このジヒドロテストステロンはDHTと言われ、名前の中にテストステロンとあるように、男性ホルモンです。男性ホルモン自体は、男性なら誰でも身体で分泌されるものですが、そのテストステロンに5αリダクターゼという還元酵素が働きかけることにより、DHTが生成されるのです。

DHTがヘアサイクルを乱す

このDHTが盛んに産生されるようになると、ヘアサイクルの成長期が短くなっていきます。髪の毛が本来の長さや太さにまで成長する前に、抜け落ちてしまうのです。毛の本数がたとえ同じでも、細くて短い毛ばかりであれば、太く長い毛の場合に比べて薄毛感が増すわけです。

また、太く長い毛は硬いので、コシがあって立体感がありますが、細く短い毛は軟らかいので、立体感を感じさせず、やはりボリューム感に乏しい毛髪に見えてしまうのです。

5αリダクターゼの特に2型がAGAと関係

テストステロンよりも更に強力な男性ホルモンと言えるDHTですが、テストステロンをDHTに変換する5αリダクターゼには、更に1型と2型とがあります。1型は側頭部や後頭部の皮脂腺に多く、2型は前頂部から頭頂部の毛乳頭に存在しています。

まさに毛乳頭には発毛を行う毛乳頭細胞が存在するわけで、そこで2型の5αリダクターゼにより生成されたDHTが、ヘアサイクルを乱してしまうのです。

まずは食生活で対策を

このように原因が分かれば、対策も見えてきます。つまり、5αリダクターゼ、特に2型の働きを抑制するような成分を摂取すればよいのです。そして幸い、食品の中にそのような成分を含むものがあるのです。一番分かり易いのが、イソフラボンでしょう。

大豆や大豆製品、例えば豆腐、納豆、豆乳などに多く含まれていて、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをすることから、植物性エストロゲンとも言われるほどです。

DHTが強力な男性ホルモンであることから、ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンが優位に傾いてしまっているのを是正する意味で、女性ホルモンに似た成分であるイソフラボンを摂取することが、対策となるのです。実際、5αリダクターゼの働きを阻害すると言われています。

AGA対策の強い味方、亜鉛

大豆ほど日常の食卓には並ばないかも知れませんが、亜鉛が豊富な生ガキ、レバー、タラバガニ、しじみ、牛肉も、おすすめです。亜鉛は、5αリダクターゼの働きを阻害する作用があるだけではなく、毛髪の材料となるケラチンの合成にも必要な成分なのです。

アミノ酸がケラチンになる為には、亜鉛が十分に足りていることが必要で、そうでないと弱い毛しか発毛しないのです。なので、亜鉛を摂取することは二重の意味で対策となるのです。

5αリダクターゼを抑制する成分は、サプリでも

他にも、ミカンの皮にはd-リモネンという成分が含まれていますが、これが5αリダクターゼの働きを抑制すると言われています。また、アロエに含まれるアロインも、5αリダクターゼの働きを阻害するとされています。

これらは、普段の食生活で摂取する成分とは言いにくいのですが、サプリメントの形で摂取するのであれば、何と言っても知られているのがノコギリヤシでしょう。エキスに含まれる成分の中でもオクタコサノールとβシトステロールは、5αリダクターゼの働きを抑制すると言われています。

クリニックで処方してもらえる治療薬

普段の食生活が十分な対策となってくれれば理想的ですし、サプリメントで補って効果を上げられるのであればそれにこしたことはありません。しかし、それでは効果が十分上がらない人の場合は、本格的な治療が必要になってきます。専門のクリニックに相談する必要も出てくるでしょう。

2型5αリダクターゼに対する有効成分、フィナステリド

先にもお話しした5αリダクターゼ、特に2型の働きを抑制する成分を含んだ治療薬があります。その有効成分が、フィナステリドです。フィナステリドを含んでいる有名な治療薬として、プロペシアがあります。

フィナステリドは、アメリカのメルク社が開発した抗アンドロゲン薬で、元々前立腺肥大症や前立腺癌の薬として、米国で認可されました。その時は5mg錠でしたが、後に1mgの用量でAGAの治療にも効果があることが分かり、低用量のフィナステリドがAGA治療薬として認可されたのです。

日本では、フィナステリドは前立腺治療薬としては未認可ですが、AGA治療薬としては承認され、2005年12月に発売となりました。AGA専門のクリニックで、フィナステリドを有効成分としたオリジナル治療薬を処方するところも出てきています。

1型5αリダクターゼ対策にもなるデュタステリド

更に、2015年11月にはフィナステリドよりも強力なデュタステリドがAGA治療薬の有効成分として日本の厚生労働省でも認可されました。これにより、クリニックで処方できる薬の選択肢が増えたことになります。

デュタステリドがフィナステリドよりも優れている点は、2型の5αリダクターゼを抑制するだけでなく、1型の5αリダクターゼも抑制する効果があることです。AGA患者の1割強は1型の5αリダクターゼの働きによる症状の人達であり、デュタステリドによって初めて治療が可能となったわけです。

また、血中のDHT抑制濃度も、デュタステリドがフィナステリドよりも長続きする点も、メリットとされているのです。デュタステリドも元々前立腺治療薬として開発されたものであり、専門クリニックで処方してもらうことが必要です。

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